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技術概要

32GB メモリモジュール

2012 年、Intel や AMD の大容量プロセッサを搭載したサーバーが処理するメモリコンテンツは急増しています。 Intel E5-2600 プロセッサおよび AMD Opteron 6100/6200 プロセッサを駆使する 2-way サーバーは通常 24 個までのメモリソケットをサポートします。 一方、新しい E5-4600 プロセッサを搭載したサーバーは 48 個のメモリソケット、E7 サーバーは 64 個までのメモリソケットをそれぞれサポートします。 このようにメモリを拡張することでこれまでにない柔軟性が得られるため、サーバー設計者はパフォーマンスクラウド、仮想化、VDI、膨大なデータ、インメモリ・データベース (例: SAP HANA、HPC) などといった大量のメモリコンテンツを処理するサーバーのほか、マルチコアプロセッサを駆使して大量のメモリを消費するアプリケーションを構成できます。

処理能力の高いサーバーではキングストンの 16GB Registered DIMM が一般的になってきている一方、2012 年には Kingston 32GB メモリモジュール向けの新しいオプションが登場しました。その 1 つとしてこれまでサーバーで使用されてきたモジュールに近い Registered DIMMs (RDIMM)。もう 1 つのオプションは新しい技術を駆使する Intel E5 と指定 AMD Opteron 6200 プロセッサベースのプラットフォームです。

LRDIMM の詳細についてはホワイトペーパーをご覧ください。

32GB RDIMM か LRDIMM のどちらが必要となるかはニーズ次第です。ただ、1 つのサーバーに RDIMMs と LRDIMM の両方を置くことはできません。 LRDIMMs か RDIMM のいずれか専用にサーバーを構成する必要があります。

32GB RDIMM と 32GB LRDIMM は物理的にそれぞれクアッドランクのモジュールです。違いは LRDIMM テクノロジーの場合、オンモジュールバッファを駆使してメモリコントローラにデュアルランクモジュールに見せかけることです。 つまり、Intel E5 プロセッサベースのプラットフォームでは、使用可能なすべてのメモリソケットに 32GB LRDIMM を使用できる一方、32GB クワッドランク RDIMM はチャネル (2DPC) あたり最高 2 つの DIMM しか構成できません (下の表を参照: 構成別にメモリの最大速度をサポート)。

1.5V
モジュール・タイプ
(サーバー内での混在は不可)
モジュールのランク チャネル当り 1 DIMM
1 DPC
チャネル当り 2 DIMM
2 DPC
チャネル当り 3 DIMM
3DPC
32 GB RDIMM クワッドランク 1600 800 X
32GB Load Reduced DIMM (LRDIMM) クワッドランク 1333 1333 1066

表 1: メモリ当りのメモリ速度を最大にする構成。 プラットフォームの効果的なメモリ速度(「データレート」とも呼ばれます)は、プロセッサの定格メモリ速度、メモリモジュールのランクと速度、および 1DPC、2DPC および 3DPC のプラットフォームの構成の要因になります。


24 個のメモリソケットを持つ Intel E5-2600 プロセッサベース 2-way サーバーを例にとってみましょう。 このサーバーは次のように最大メモリ容量を構成できます。

  • 24 個の 32GB LRDIMM を最大メモリ容量 768GB に構成 - 1066MHz、1.5V で動作 (3DPC 構成)。
  • 16 個の 32GB クワッドランク RDIMM を最大メモリ容量 512GB に構成 - 800MHz、1.5V で動作 (2DPC 構成)

HP の ProLiant Gen8 サーバーはクワッドランクモジュールをサポートしていないため、32GB LRDIMM が唯一のオプションとなります。

Xeon E5-4600 ベースプラットフォームをサーバーあたり最高 48 個のメモリソケットに構成。次のオプションがある。

  • 48 個の 32GB LRDIMM を最大メモリ容量 1,536GB に構成 - 1066MHz、1.5V で動作 (3DPC 構成)。
  • 32 個の 32GB QR RDIMM を最大メモリ容量 1024GB か 1TB に構成 - 800MHz、1.5V で動作 (3DPC 構成)。

Intel E7 プロセッサベースサーバーなどといった処理能力の高い 4-way 以上のプロセッササーバーの場合、32GB クワッドランク RDIMM ではメモリコンテンツがさらに大きくなります (E7 サーバーは LRDIMM テクノロジーをサポートしません)。 64 ソケット型 4-way サーバーでは、32GB RDIMM でメモリコンテンツが 2TB を超える可能性があります。

AMD Opteron 6100/6200 プロセッサベース 2-way プラットフォームは次のように クワッドランク RDIMM をサポートします。

  • 最高 16 個の32GB クワッドランクモードを 16 個のメモリソケット型サーバーに構成 - 最大メモリ容量 512GB、1,066MHz、1.5V で動作 (2DPC 構成)。
  • 最高 8 個の32GB クワッドランクモードを 24 個のメモリソケットを持つサーバーに構成。 この場合、残り 16 個ソケットは 16GB デュアルランクモジュール (最大メモリ容量 512GB に構成 - 800MHz で動作 (2DPC 構成)) で構成可能。

32GB モジュールの場合、Registered DIMM か Load Reduced DIMM であるかを問わず、サーバーが非常に大きいメモリ容量を達成することから、新しいマルチコアプロセッサのパフォーマンスを期待できます。

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