新しいゲーミング PC を自作するために、デスクの上のデスクコンピュータケースの中を覗き込む若い男性

PC 自作初心者によくある間違いトップ 10

作業開始から仕上げまでの間には、コンポーネントの選択、PC の組み立て、完成して作動した後のプログラムのインストールなど、あらゆることを検討する必要があります。はじめて PC を自作する場合でも、以前に自作したことのある場合でも、PC 自作でしがちな間違いのトップ 10 について、この記事で詳しく説明します。これらの間違いを回避すれば、PC 自作の工程がもっと易しくなります。それでは、しっかり確認していきましょう。

1. 低価格で低品質の電源を購入する

新しい PC の自作で、もっともよく言われる間違いは、低品質の電源を購入してしまうことです。ショップで電源を探す段階では、残りのハードウェアにどの程度の電力が必要か、大体の見当が付いているはずです。時間の経過につれてシステムに悪影響が出ないように、推定ワット数より少し高いものを必ず購入しましょう。

買い物に役立つ 80PLUS という規格もあります。規格は PLUS から PLUS TITANIUM まであり、需要と予算によって何を買うかが決まります。手ごろな価格の電源ユニットが市販されていますのでご安心ください。ただし、マシンに十分な電力を供給するかどうかを必ずチェックしてください。

2. 相互に互換性のないコンポーネントを購入する

PC 自作で特によくある間違いは、相互に互換性のないコンポーネントを購入することです。コンポーネントに互換性があるかどうかを調べる方法はいくつかあります。もっとも簡単な方法は、PCPartPicker{{Footnote.A65190}} に欲しいパーツをすべて入力することで、もし互換性の問題があればツールが識別してくれます。Kingston 製品を購入する場合は、当社サイトの PC 互換性の検索で探すか、カスタマーサービスに連絡してご相談ください。

3. I/O シールドの取り付けを忘れる

よくある間違いは、マザーボードや他のコンポーネントをケースに取り付ける前に、これを挿入することを忘れることです。自作した PC を分解する面倒を避けるために、これを忘れないようにしてください。

4. マザーボードにスペーサーを追加しない

PC ケースには、マザーボードを適切な位置に取り付けるために必要なすべてのねじ穴が付いています。スペーサーやライザーを忘れずに追加してください。それによってマザーボードをケースから少し浮かせ、マザーボード底部のはんだ位置や回路トレースと、金属ケースとの接触によるショートを防止できます。安全が第一です。

5. ファンの取り付け方向を間違える

PC 作動中のシステムの冷却はたいへん重要です。ファンを取り付けると、ケースから熱い空気を排出し、自作した PC を常に健全な温度に保つことができます。しかし、ファンを間違った方向に取り付けてしまうことは、よくあります。すでにファンが取り付けられているケースを購入した場合には問題ありませんが、システムにファンを追加する必要がある場合は、空気が正しい方向に流れるように必ず適切な方向に配置してください。

メモリ取付ガイドを確認してください。

6. CPU の取り付け

初心者の中には、スロットに CPU を配置する方法を知らない人もいます。CPU の取り付け方を間違えると、力の加減によってはピンが傷付くか折れることがあります。正しい取り付け方向を示すために、CPU には必ずひとつの角に目印が付いていますので、ボード上の目印に合わせて置いてください。

7. 放熱グリスの塗布量が少なすぎるか多すぎる

放熱グリスの塗布量を間違えると、CPU やシステムのパフォーマンスが落ちることがあります。放熱グリスは、CPU とヒートシンクの間の熱伝導を促進します。放熱グリスの塗布量が少ないと CPU の冷却が不十分になって温度が上昇し、長期的損傷の原因となることがあります。

8. メモリの取り付け方が不適切

メモリモジュールの数が偶数であれば、必ず間隔をあけて配置する必要があります。マザーボードのマニュアルには、メモリモジュールを差し込むスロットについての情報が記載されています。また、ゲーミングメモリが正しく取り付けられているかどうかも確認してください。正しく挿入されると、カチッと音します。

8GB の 2 枚組キットを持っている場合は、従来のように 16GB の 2 枚組を追加することはできません。DDR5 搭載を検討している場合は、必ずニーズに合った正しい容量を購入してください。DDR5 のマザーボードの中には、将来もっと柔軟にメモリ容量を組み合わせられるように BIOS が更新される予定のものもありますので、メーカーに確認してください。

9. ケーブルを間違ったポートに挿入する

この間違いは、次の作業に進む前にすべてのケーブルを確認すれば、容易に避けることができます。すべてのケーブルは正しい入力ポートに接続する必要があり、そうでない場合はシステムの電源が入らず、パーツが損傷するおそれもあります。挿入する場所は常にマニュアルに記載されています。

10. 最後に大切なこと - マニュアルを読みましょう!

どんな PC でも自作を成功させるにはマニュアルが非常に重要です。エラーのないシステムを一から作る場合、マニュアルは心強い味方になります。

はじめて、または 2 回目の PC 自作中に間違いをしない保証はありませんが、その後はよくあるエラーを避けられるようになる可能性が高くなります。

#KingstonFURY #KingstonIsWithYou

関連記事