Microsoft の Xbox Series S および X コンソールでは、優れたグラフィック機能と処理能力によって、次世代ゲーミング体験ができます。高速で信頼性の高い NVMe SSD が搭載されていますが、各コンソール用のオペレーティングシステムがドライブ容量の 20% 弱を占めることを考えると、Xbox をお使いの方は外付けストレージについて最優先で検討した方がよいでしょう。Series S では、購入時のストレージ容量 512GB のうち、実際に使用可能なのは 364GB です。Series X では 1TB のうち、空き容量は 802GB です。Call of Duty のような AAA ゲームのインストールに必要な容量は 100GB 以上ですので、複数のストレージソースを用意する必要があります。
Xbox Series S/X 外付けドライブの制限
Xbox Series S/X ユーザーは、コンソール専用にリリースされたゲーム用に、本体の内蔵ストレージを空けておいた方がよいでしょう。外付けドライブで Xbox Series S/X 専用ゲームを実行することは、許可されていません。しかし、Xbox One、 Xbox 360、初代の Xbox 用のゲームであれば、それらが Xbox Series X/S に対応してさえいれば、実行することができます。また、使用しない Xbox Series S/X ゲームを外付けドライブへ保存することは可能ですが、プレイする前に内蔵ドライブに転送する必要があります。
外付けドライブは、少なくとも USB 3.0 対応である必要があります。Xbox Series S/X にはどちらも USB-A ポートが 3 個付属しているため、本体に一度に最大 3 つの外付けドライブを接続できます。
Xbox Series S/X で外付けストレージを使用する方法
Xbox Series S/X に外付けストレージを用いると非常に役に立つだけでなく、使い方も簡単です。本体の電源を入れてから、ドライブに差し込むだけです。対応のドライブの場合はポップアップ画面が出て、ユーザーに必要な指示がすべて表示されますので、それに従います。または「システム設定」から「ストレージデバイス」タブに進んで、設定することもできます。
新しいストレージデバイスには、通常フォーマットが必要です。Xbox Series S/X ではユーザーがこの操作を行い、デバイスを区別するための名前を付けることもできます。フォーマット後には内蔵および外付けストレージの両方が、「マイゲーム&アプリ」の統計画面にまとめて表示されるため、名前を付けておくと便利です。