AMD 第 4 世代 EPYC™ プロセッサープラットフォーム(Genoa)

第 4 世代 AMD EPYC プロセッサプラットフォームは、AMD の「Zen 4」マイクロアーキテクチャをベースにしており、コードネームは「Genoa」、1P および 2P サーバー向けです。AMD 初の DDR5 サーバーシステムは、最大 4800MT/秒のメモリ速度をサポートし、プロセッサあたり 12 メモリチャネル、最大 96 コア(192 スレッド)、128 の PCIe Gen 5 レーン、CXL 1.1 以降用に 64 レーンを利用可能で、5nm リソグラフィ上に構築されています。このプロセッサプラットフォームにより、データセンター機能を革新して、現在および今後のコンピューティング需要に対応できます。

対象の用途

  • 人工知能
  • マルチクラウドワークロード
  • HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)
  • 5G 対応ネットワーク
  • 次世代仮想ネットワーク
  • リアルタイム分析
サーバー用メモリ

概観

AMD 第 4 世代 EPYC™(Genoa) 9004/8004 シリーズ

  • プロセッサーあたり最大 6TB(テラバイト)のメモリ
  • DDR5 レジスタード DIMM{{Footnote.N67953}} を最大 4800MT/秒までサポートしますが、これはモジュールあたり 38.4GB/秒 の転送速度と等価です。

メモリアーキテクチャ

12 チャネル、CPU あたり 12 ソケット、1 DPC

メモリアーキテクチャは、プロセッサーあたり 2 バンク構成の 12 チャネルがベースになっています。各プロセッサは、マザーボードのレイアウトに応じて 12 または 24 のモジュールで構成できますので、総メモリ帯域幅を最大にできます。

  • 12 メモリチャネル/プロセッサ
  • 最大 2 DIMM/チャネル
  • 最大 24 DIMM/プロセッサ

AMD 装着規則

(12 チャネル、CPU あたり 12 ソケット、1 DPC)

 
AMD EPYC™(GENOA)9004 シリーズ – 1DPC
 
AMD EPYC™(GENOA)9004 シリーズ – 1DPC
モジュールタイプ/ランク
モジュールタイプ/ランク
1 DIMM/チャネル 1 DPC
Registered DIMM (RDIMM)
Registered DIMM (RDIMM)
4800
 
モジュールタイプ/ランク
Registered DIMM (RDIMM)

AMD 装着規則

(12 チャネル、CPU あたり 24 ソケット、2 DPC)

 
AMD EPYC™(GENOA)9004 シリーズ – 1 DPC
AMD EPYC™(GENOA)9004 シリーズ – 2 DPC
 
AMD EPYC™(GENOA)9004 シリーズ – 1 DPC
AMD EPYC™(GENOA)9004 シリーズ – 2 DPC
モジュールタイプ/ランク
モジュールタイプ/ランク
1 DIMM/チャネル 1 DPC
2 DIMM/チャネル 2 DPC
Registered DIMM (RDIMM)
Registered DIMM (RDIMM)
4800
4400 (1R + 1R) 4000 (2R + 1R/2R + 2R)
 
モジュールタイプ/ランク
Registered DIMM (RDIMM)
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